誰でもいずれは起こる老眼

目の不調

加齢によって目の老化も始まります。水晶体が老化によって黄色く変色し硬化したり、眼球を守る硝子体が縮むことによってピントが合わせにくくなります。毛様体筋は水晶体の厚みをうまくコントロールする筋肉ですが、加齢によって筋力低下が起こり、ピントが合わせにくい状態になるのです。特に老化により水晶体は厚くなりやすく、それによって弾力が低下することで近くが見えにくい状態になります。

 

涙が少なくなる

涙腺も老化のために機能が低下します。それによって涙が出にくくなり、目が乾きやすくなります。それによって水分の膜で守られていた角膜に傷が付きやすくなります。また涙腺が詰まりやすくなり、涙腺の出口に粘りのある涙がたまることもあります。

 

加齢による白内障

レンズとして大切な水晶体は、タンパク質の変性によって老化が影響しやすい部位です。ほとんどの人が加齢により水晶体は白く濁る傾向があります。その状態が重くなると白内障となり手術が必要となります。

 

暗いところが見えにくい

車の運転でも、加齢によって夜はとても怖いという人がいます。これは瞳孔が小さくなる宿瞳という現象によるものです。わたしたちが産まれたときは、瞳孔は2ミリほどで成人になると4〜6ミリ程度になります。そして加齢とともにまた2ミリほどに戻り、それを縮瞳と言うのです。瞳孔に入る光の量を調節している虹彩が収縮することも、暗いところが見えにくい原因となりますが、これも加齢が大きく関係しています。

 

緑内障が増える中高年

緑内障は眼圧の上昇による視神経の障害が大きな原因となります。血流障害、近視、血管の痙攣なども緑内障の進行を促進させてしまうものです。年齢が高くなると眼圧の上昇が起こりやすくなり、血流も悪くなるため、緑内障にかかる人も増えていきます。

 

早く発見したい加齢黄斑変性

目の黄斑部は網膜の中心にあって、物を見る中心部と言えます。直径2mm、厚さ0.2mmですが、黄斑部は私たちの視力の土台とも言える部分なのです。正常な黄斑部には、カロテノイド系色素ルテインとゼアキサンチンが存在しています。

 

この部分の抗酸化物質が、加齢、疲れ目、紫外線などによって低下することで、目を守ることができなくなり重要な黄斑部が変性し、見えているものの中央からゆがみが出てしまうのです。1度かかってしまうと症状を改善することは難しく、進行させない治療を行うことになります。

 

環境の変化

最近はパソコンや携帯を、仕事やプライベートでも長時間見ることが増えています。このような環境の変化によってブルーライトによる目への影響も注意喚起されています。特に年齢が低下することで、目を守るパワーが低下します。そこにブルーライトを長時間見ることが多くなった現在は、老眼をはじめ、いろいろな目のトラブルが増えているのです。

 

目のためには野菜やフルーツ

目の病気は1度かかると治すことが難しく、進行を抑えるだけしか治療ができないというものもたくさんあります。そのためにも目の病気を予防するためにも、ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、クロセチン、βカロテンやビタミンB群、ビタミンCなどの補給に、野菜やフルーツを意識的に多く食べたり、サプリなどでしっかり摂取することも考えてみましょう。